
昨年の正月は、とても寒く雪もたくさん降り、真っ白に化粧された、自宅周りの写真を撮った事を思い出します。
あんまり寒かったもんで、一昨年の暮れに、骨董屋を廻って染め付けの伊万里の火鉢を、探しました。
何軒か周り、知り合いの骨董商に、火鉢をたくさん持っている骨董屋を、紹介してもらい行ってみると、
店舗とそれから、大きな倉庫店舗に、たくさん有りました。
『オオ〜有る有る、いっぱいあるヤ〜ん』
が、しかし、なんかフダが張ってあり、これも駄目それも駄目あれも駄目と、
十数鉢、売約済みとの事
『誰が買うの、こんなに火鉢ばっかり〜』と、聞きますと
『台湾人の美術商が、み〜んな買って行くんですよ〜』
なあるほどね〜そして中国の金持ちんとこへ、行くんだろうね〜と思いました。
『旦那、このへんの何鉢かは、まだ入ったばっかりで、台湾人がまだ見ていませんよ〜』と言うんで、
見てみると、瓢簞の図柄で、程度の良さげなやつがありました。
値引きもしてもらい、積んで帰る事にしました。(台湾人がライバル?)
さて灰は、どうしようかと思いネットを、見てみますと、
紀州の備長炭を作るとき、窯を焚いた時に出る、広葉樹の灰が売っておりましたので和歌山からお取り寄せ〜
五徳は、持っておりました。
なぜ、五徳だけ持っていたのか不思議ですが、たしか10年くらい前『四月の魚』で、買ったような、、、
『関君(四月の魚)、五徳がようやく本来の役割を果たしてくれていますよ〜(笑い)』
火箸と灰均しも買いました。
火箸は、作家物もありますが、まあ、普通のやつ
灰均しは、ステンレス製がありました、と言う事は、未だに作られていて需要があると言う事なのでしょうね〜
(お茶で使われるのでしょうかね〜)
そして敷物は、今年の正月からGABBEH(ギャッベ)を、敷きました。
さあ、私が、自宅に敷いて使うんですから、只のギャッベでは、ないんですよ〜
1990年代の初頭に作られています、天然染料は、もちろんですが、この時代の植物染料の色は特に良いんですよ、
染め斑(アブラッシュ)が、とても美しく(多分この時代は、不純物が多かったのか?)、それでいてしっかりと染まっています。
[十年以上付き合いの有る、絨毯の専門の洗濯工場(日本)の社長と、昨年でしたか話しておりましたら、
『10年ぐらい前のギャッベは安心して洗えたが、最近入ってくる、ギャッベは、洗えないのが、多い』と、
安価な模倣品は、泣いたり(色移り)色が抜けたりするんでしょう。](残念ですね)
それとこのギャッベは、緯がダブルで入っています。
78年(イスラム革命)以前のオリジナルのギャッベ(今では、オールドギャッベと呼ばれている物)は、90年代以降の世界的ブームになったギャッベと違い、緯がダブルで入っていました。
すごいのは、トリプルで入っているのも有りましたが。
もちろんシングルも有りましたでしょうが、早く織る為に、緯に幅を持たせたんですね。
それから78年以前の、この時代のオリジナルのギャッベは、大半が、化学染料を使っています。
そこで、この絨毯ですが、ゲージも太くて昔のスタイルです、植物染料で染めてます、アブラッシュも美しい、緯が、ダブルで入っています、そしてシンプルなメダリオンが真ん中に一つあるだけの野趣あふれるデザイン。(こりゃあまるで、アンティークなんですよ〜)
仕入れをして、1年間店に、安い値段で出しておりましたが、(utihekichaimasita~HO-HO-HO)
物は、語りかけてきます、じっと見て、聞いてやると、そして寄ってきます。
(最近、酒の話が多すぎの絨毯屋のブログでした。)